「旅行業界のアカデミー賞」と称され、2006年に設立された「ワールド・ラグジュアリー・ホテル・アワード(World Luxury Hotel Awards)」は、毎年世界の観光業界関係者ら約30万人による公開投票に加え、内部の専門委員による所定の審査を通して、世界水準の施設やサービスを提供するホテルを選出し、表彰している。今年は台湾の6つのホテルが、7部門で受賞した。
そのうち、台湾南部・高雄市の晶英国際行館(シルクスクラブ)は2018年、D.E.S.I.G.N. Hotelsが主催する2018年度「Best Cutting-edge Design Award」を受賞したほか、北米照明学会が主催する2018年度「IES Illumination Awards(北米照明学会賞)」で「Award of Merit」を受賞している。今年の「ワールド・ラグジュアリー・ホテル・アワード」では「Luxury Art Hotel」部門で金賞を、「Luxury All Suite Hotel」部門で「Continent Winner:Asia(アジア大陸賞)」を受賞した。
このほか、台湾北部・台北市中山区の台北美福大飯店(Grand Mayfull Hotel Taipei)、台湾北東部・宜蘭県の礁渓老爺酒店(ホテル・ロイヤル・チャオシー)、台湾北部・新北市淡水区の福容大飯店(フーロン淡水)、煙波大飯店(レイクショアホテル)傘下で宜蘭県蘇澳にある四季雙泉館、台北市大安区にある慕軒飯店(マディソン・タイペイ・ホテル)が同賞を受賞した。